ウェブサイトへのアクセスと売上げの関係

非常に簡単ですが、ライフサイエンス研究用試薬の業界において、メーカーウェブサイトの利用者数と売上げの関係をプロットしてみました。

推定売上げについては、僕が業界のいろいろな人の話を聞いたりしたのを総合して推定しています。あまり正確ではないと思いますので、個別のデータポイントについては紹介できません。

また今回は試薬を中心としているメーカーのみをデータとして使いました。機器メーカーはウェブサイトが整備されていないこと、値段がまちまちで機器利用者数と売上げが相関しなさそうだということ、高額機器になればウェブサイトよりも営業担当やメンテナンス担当者のインパクトの方が遥かに大きくなることなどから、総じてアクセス数は少なく、データとして使うべきではないと判断しました。

メーカーごとに、例えば診断分野の製品も多いとか、製薬関連が多いとか、データがばらつく要因はいくらでもあるのですが、その割には明確な相関が見られるという印象を個人的には持ちました。

webvisitors vs revenue.png

なお、全体の傾向から大きく外れているのはInvitrogen社とQiagen社でした。

Invitrogen社の場合は、最近invitrogen.co.jpからinvitrogen.jpにドメインを移したために、Google Ad Plannerでデータがうまく拾えなかったのかもしれません。売上げの割にはウェブサイトの利用者数が大幅に少ないと出ました。

Qiagen社もウェブサイトの利用者が少ないと出ましたが、この場合はどうでしょうか。これといった原因は思い当たりませんが、確かにQiagen社のウェブサイトは、私がいろいろ調べている中でも、最もイライラするウェブサイトではあります。すべての研究者が私と同じ感想を持つとは思いませんが、以下の点が不満です。

  1. ウェブサイトがドイツにあるためと、それとJavaScriptの読み込み方が最適化されていないため、かなり遅い。
  2. ドイツ人?の顔が多すぎる。イギリス帰国子女の僕でも、これだけ白人の顔を大きく見せられ続けるとつらい。
  3. みんなが使っているミニプレップキットなどを探すのが、すごく大変。トップページから先、どこをクリックすれば良いのか、さっぱりわかりません。

そもそもQiagen社のGoogle Ad Plannerのデータが合っているのかどうかの確証はないのですが、もしこれが正確であるとするならば、Qiagen社のウェブサイトへの訪問者数は、上に示したトレンドと比較すると1/3程度にとどまっています。

これだけ少ないと、私が述べた不満だけでは到底説明がつかないのも事実です。

かなり気になるところです。

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