ニュースの書き込み方法をTwitterにした理由

先日、バイオの買物.comでニュースセミナーキャンペーンに投稿できるようにしました。「こういうセミナーをやっているので来てください」とか「こういうキャンペーンをやっているので、ご検討ください」という案内を、バイオの買物.comの当該ページ、誰もが無料で投稿できます。

投稿方法は非常に簡単ですが、Twitterを使うという点でちょっと変わっています。操作方法は別の書き込みに譲り、ここでは、どうしてTwitterによる投稿の仕組みを採用したかについて紹介いたします。

情報の再利用が大切

バイオの買物.comが目指す世の中は、すべての人が意のままに情報を共有できる研究社会です。

例えば研究室用のウェブサイトが最新の情報で常に更新され、そこで行われている研究の鼓動が聞こえてくるような姿です。そして同じような研究に関心を持っている人が、簡単にそのウェブサイトを探せる状態です。

メーカーについても同様に、メーカーの中で行われている活動や顧客サービス、研究開発の創意工夫が見え、ベストな製品を提供しているメーカーが簡単に見つかる仕組みです。

その社会を目指したとき、情報を共有するための敷居はなるべく低くしておかなければなりません。インターネットが普及しウェブサイトが非常に安価に作れるにもかかわらず、情報の共有は思いのほかに進んでいません。その一つの理由が、情報の共有が面倒くさいからです。

情報を共有するにあたって、例えば

  1. Seminar MLに出すためのメールを作成する
  2. 日経バイオ(Biotechnology Japan)に出すための文章を考え、投稿する(これがまた独特のインタフェースで使いにくいのです)
  3. 学部のホームページに出すための文章を準備する
  4. 研究室のホームページに出すための文章を準備し、HTMLに変換し、アップロードする

をすべてやらなければならないとすると、これはもう面倒すぎます。

情報を共有するための一つの文章を作成すれば、たくさんの箇所にそれが掲載され、広くインターネットに周知される。これが目指すべき姿です。

仮にバイオの買物.com専用に文章を用意しても良いという人がいたら大変ありがたいのですが、そうしていただくのはバイオの買物.comの本望ではありません。そうではなくて、再利用可能な形で情報を提供していただきたいと考えています。

手軽な情報発信方法としてのTwitterの価値

インターネット上で情報を発信するツールは様々なものがあります。その中でもTwitterが優れていると思うのは以下の点です。

  1. 手軽:もともと140文字という制限がありますので、立派な文章は書けません。例えば書き出しの挨拶をどうしようかとか、書式をどうしようとか、どこまで内容を盛り込もうとか、そんなことを検討することすらできません。そのため、無駄に時間をかけずに、手軽にニュースを発信することができます。
  2. 普段から開いている:普段からTwitterを使っている研究者はかなり多くいます。そういう人は、普段からTwitterにアクセスしていますし、研究室にいる時間はずっとTwitterが開いているという人も珍しくないと思います。その人たちに取ってみれば、日常をつぶやくとの同じ感覚でバイオの買物.com向けのニュースをつぶやけば良いのです。この手軽さはTwitterならではです。
  3. 短い:140文字の制限のおかげで、内容が非常に短くなります。このため最小公倍数的な存在として、どこにでもそのまま持っていけるコンテンツになります。例えばブログなどを他のところで利用しようとすると、短くしたりしないといけないことがあります。それに対して、Twitterの書き込みはそのままどこに持っていってもいいのです。例えばそのまま日経バイオに載せてもいいですし、学部ホームページの更新情報の見出しに使うこともできます。
  4. 原則公開:原則としてTwitterに発信した中身は誰でも無断で見ることができます。Facebookとかではそうはいきません。
  5. 共有志向:技術的な話になりますが、Twitterに書き込まれた内容はRSSというフォーマットで読み出すことができます。RSSは機械処理に向いたフォーマットですので、今回のようなシステムには非常に適しています。

まとめ

Twitterがそもそもどうしてここまで流行ったのか。少なくともTwitterが出始めた当初は140文字制限は非常に新鮮で、全く新しいコンセプトでした。Facebookにしてもmixiにしても、今でこそTwitterを真似たサービスが中核になってきましたが、もともとはこういうものが全くありませんでした。

恐らくは140文字の制限が情報共有の敷居を大きく下げたのだと思います。そしてライフサイエンスでの情報共有が進んでいく中でも、同じような効果が生まれるはずだと思います。

そういう気持ちも含めて、バイオの買物.comへの投稿メカニズムとしてTwitterを採用しました。

研究者もあるいはメーカーの方も、ぜひ気軽にTwitterを介してバイオの買物.comに書き込みをしてみてください。

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