Archive for February, 2011

Steve Job’s の戦略の真逆を行くバイオ関連メーカーの戦略

Friday, February 11th, 2011

NewImage左図の”The Innovation Secrets of Steve Jobs”を表したCarmie Gallo氏がFast Companyウェブサイトに記事(Steve Jobs’s Strategy? “Get Rid of the Crappy Stuff”)を書いていました。バイオ関連メーカーの正反対を行っているApple社の戦略が紹介されていますので、バイオ業界と絡めて論じてみたいと思います。

フォーカスするというのは、数多くの良いアイデアにノーということだ

Steve Jobsの2008年の言葉

People think focus means saying yes to the thing you’ve got to focus on. But that’s not what it means at all. It means saying no to the hundred other good ideas that there are. You have to pick carefully. I’m actually as proud of many of the things we haven’t done as the things we have done.

Carmie Gallo氏は、これだけフォーカスをするためには相当に勇気が必要で、多くの企業はこれが出来ないとしています。

Anyone can learn the principles that drive Apple’s innovation, but innovation takes courage, and few people have it. It takes courage to reduce the number of products a company offers from 350 to 10, as Jobs did in 1998.
…..
It takes courage to feature just one product on the home page of a Web site.

フォーカスすると決めたもの意外を捨てるということは、数多くの商売のチャンスを見過ごすということです。商売のチャンスが減る分、売上げが減る可能性があります。失敗したときのリスクが高くなります。

何よりもビジネススクールで学ぶことと逆行しています。しっかりとフォーカスするというのは学校で習ったことと真逆の戦略です。

Tim Cook (注:Steve Jobs不在時にCEOを代行している役員) once commented that a traditional management philosophy taught in business schools is to reduce risk by diversifying your product offerings. Apple, he said, represents the anti–business school philosophy. Apple’s approach is to put its resources behind a few products and commit to making those products exceptionally well.

フォーカスするというのは、多くの販売チャンスを見過ごして売上げ減少のリスクを冒すこと、失敗したときのリスクを敢えて大きくしてしまうこと、そしてビジネススクールで学んだことの逆をすることです。

勇気がいるのもうなずけます。ほとんどの会社がApple社みたいには出来ないのも納得です。

バイオ業界ではどうなっているか

さて、これを押さえた上でバイオの業界をちょっと見てみたいと思います。
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他のウェブサイトからコンテンツをコピーすることの是非

Wednesday, February 9th, 2011

Bing googleバイオの買物.comではメーカーや研究機関のウェブサイトからコンテンツを部分的にコピーしています。その点はGoogleと良く似ています。

最近、MicrosoftのBingがGoogleの検索結果をコピーしているとしてGoogleが文句を言い出しています。

Google: Bing Is Cheating, Copying Our Search Results

それに対してSEOを専門としているMikkel deMib Svendsen氏はブログでどっちもどっちだと論じています。

Grow up Google!

Googles core business is basically to copy content from our websites and exploit it commercially. In Search Engine Land today Google cry like little girls because they claim Bing is copying their search results. Grow up Google! If it’s ethical for you to copy information why is it unethical for others to do the same?

私はMikkel deMib Svendsen氏の意見こそが正論だと思っています。バイオの買物.comについても、メーカー等のウェブサイトから内容をコピーしている以上、我々の内容もオープンであって当然で、他に利用したい人がいればそれは自由にやれるようにしたいと思っています。

以下、内容のコピーに関するバイオの買物.comの考えを紹介します。 (more…)

雑感:Facebookをバイオ関連メーカーが活用するために

Tuesday, February 8th, 2011

NewImageFacebookが日本でもブレイクしそうな勢いで、私の周りでも中学校や高校の友人が徐々に参加してきて、懐かしいつながりを楽しんでいます。大学生でも大部分は携帯電話を持っていなかった世代としては、昔の友人とこうしてつながれるのはとてもありがたいことです。

Facebookは企業が使いやすいように工夫されていて、製品をPRするために参加している企業も増えてきています。バイオ関連メーカーのFacebook活用については以前にもこのブログで取り上げています。

でも自分でFacebookを使っている感覚からすると、どうしても釈然と来ないところがありました。何かというと、バイオ関連メーカーはB to B (Business to Business: 企業間取引)の部類に入るのですが、果たしてFacebookはB to Bに有効だろうかという疑問です。

この疑問について僕と同じことを考え、そしてB to BビジネスがFacebookを活用する方法と限界について解説しているブログ(The One Effective Use of Facebook for B2B Marketing)がありましたので、自分の考えと合わせて紹介します。 (more…)

熊から逃げる方法:顧客対応にも生きる?

Monday, February 7th, 2011

熊から逃げる方法のビデオがあったので紹介します。

クレーム対応の参考になると思うのですが….

バイオ試薬メーカーが作るチラシの数

Sunday, February 6th, 2011

先週の金曜日、私のTwitterタイムラインに以下のTweetが入ってきました。

Nk tweet s

もっともな意見です。私がメーカーに勤務していた頃も、代理店に送っているチラシやパンフレットの多くが余ってしまい、代理店事務所で山積みにされ、そして捨てられているのは知っていました。

メーカーも予算は厳しいので、必要以上に多くのチラシを作りたくはありません。一つのチラシを作って配布するだけで数十万円はかかりますから(デザイン抜きで)。それでも過剰に印刷して代理店に送付しているにはちゃんと訳があります。

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近日公開予定の「まとめてカタログ」:チラ見せ

Thursday, February 3rd, 2011

2月中に「まとめてカタログ」の全面的なリニューアルを予定しています。

2010年の5月に公開してから大幅な更新はありませんでしたが、今回はデータの質、カテゴリー分けの量と質、検索インタフェースの改善、付加情報の表示など、あらゆる点を見直して改善しています。

公開に向けて、徐々に機能を公開していく予定です。

今回はまず第一弾。

新しい画面のスクリーンショットをお見せいたします。

Catalog screenshot s